mamaのメモ

買い物比較と旅行記 メモ用

悪人

アマプラで見た、

悪人。

 

あのかっこいい妻夫木聡が、

なんか、すごくカッコ悪く見えた。

それって、すごい演技よなーと、

思った。

 

想像ですが、

もしキムタクとかなら、

なんか、なんだかんだで、

カッコよく演じてしまいそうだけど、

ホントにかっこ悪い人を

演じててすごいなって思った。

本当に妻夫木聡?ってくらい、

ただのヤンキーに見えた。

 

これに出てないけど、

最近すごいなって思った、女優さんは、

高畑さんです。

あの人すごい。

びっくりするほど、演技上手い。

見てるだけで、

惹かれる。顔とか全然好みじゃないけど、

演技が魅力的すぎて、

その役の人を好きになる感じ。

すべての映画にでてほしい。

他の女優さんが霞んで見える。

彼女がでてるだけで、見たくなるほど、

役を魅力的に演じれる人ですよね。

ホント若いのに尊敬します。

 

蒼井優を初めて見た時、

すごいこの人才能すごい!って

思ったけど、それ以上に魅力的。

圧倒してる感じがする。

 

菅野美穂の演技がすごい好きで、

私の中で天使って思ってますが、

昔びっくりするほど、

棒読みだったので、

高畑さんみたいに、

あんな若い頃から演技上手なんて、

才能ですよね。

 

えらそうに書いてごめんなさい。

 

 

まぁ、置いといて、

深津絵里も凄かった。

棒読みな女優さんじゃなくて、

本当に良かった。

演技に違和感あると、

映画に集中できなくなることあるので、、

 

そして、

すごい映画だって思った。

邦画って、

コメディー以外、

私の中であまり面白く感じなくて

あんまり見ないけど、

これは、面白かった。

 

深津絵里が演じてる人が

びっくりするくらい、いい人過ぎて、

フィクション感ははんぱないけど、

映画として、

素晴らしかったです。

 

究極に振れてる。

こういうフィクションってすごい。

 

平気な顔して生きてるホントの悪人がいて、

不器用な人が嫌な目に遭ったりしてる、

この世の中を、

とても冷静に描いててすごい。

 

あー。泣けた。

 

深津絵里が演じた人も、

妻夫木聡が演じた人も、

いい人すぎて泣けた。

 

ジブリもよくやるけど、

共感できないくらいいい人を

登場させるの、すごい。

いいひと過ぎて、泣けてきてしまう。

 

映画では、

よく悪いやつって出てくるけど。

 

世の中に本当にいるのは、

ちょい悪くらい。

ちょっとせこいとか。

ちょっと自分中心とか。

究極に悪い、

どこからどう考えても

どう見ても悪い人って、

なかなかいない。

 

政治家も悪く書かれがちだけど、

ちょっとせこかったりするだけで、

芯から心の底から腐ってて、

悪い人なんてなかなか少ない気がする。

何かしらで稼いでるってことは、

ある人にとっては、いい人だから。

政治家って悪人のイメージあるけど、

詐欺師よりは、ましですよね。

非の打ち所がないほど悪い人なんて、

そもそも生活できない気がする。

 

 

だから、映画とかでは登場させるのかな。

究極の悪と、究極のいい人すぎる人。

いい人を描くと、

どんどんその人の味方になってくるし、

逆に悪いやつを描くと、

そいつが嫌な目に逢うことを、

見たくなってくる。

それはそれで、すっきりする。

 

こういうことに訴えかける映画って、

入っていきやすいです。

味方になったり、

敵になったり。

 

で、今回のタイトルは、

悪人だから、

ものすごく悪い人の心理描写を

描いてる作品だと思ってみたけど、

全然逆だった。

 

ちょい悪が、不器用な人を餌にしてる世の中を、少し誇張して映画に描いてて、

すごい納得感のある映画でした。

 

あー面白かった。

人の優しさに気づける人になりたい。